野田佳彦新代表の言葉
「本気で政権を取りに行く覚悟!戦いは今日から始まる」
「格差が広がり、中間層からこぼれ出る人が出ていた。格差を是正し、分厚い中間層を復活するため、政権交代を実現しよう」
「金権政治を終わらせ、世襲を制限する政権交代こそが最大の政治改革だ。」
全ての若い人、子どもたちが「日本に生まれて良かった」と言える国にしたい。
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皆さま、ガチャガチャはご存じですよね。
ショッピングセンターに硬貨を入れて、レバーを回すと玩具入りのカプセルが出てきます。
当たった外れた一喜一憂がありますが、「親ガチャ」という言葉が3、4年前流行しました。
子どもが親を選べない、その不運を嘆く言葉が「親ガチャに外れた」という言葉でした。
乾いた言葉です。でも、私はこんなに悲しい切ない言葉が流行してしまう世の中に本当に深い危機を感じました。
この国は、教育の機会均等を目指してきたはずであります。
にもかかわらず、豊かな家庭に産まれれば、家庭教師がつき、塾に行き、そして学ぶチャンスに恵まれる。
貧しい家庭に産まれれば、学ぶチャンスを獲得することが出来ない。
残念ながら、今はそんな時代じゃないでしょうか。
子供や若者の未来を摘み取る国に将来はありません。
「親ガチャ」という言葉を死語にしましょう。
すべての若い人、子供たちが「日本に産まれて良かった」と言える、国にしたいと、私は思います。
さて、政治の世界は、「親ガチャ」に当たった人ばっかりなんですよね、今は。
おじいちゃんの14光り、お父さんの7光りで、そして世襲の政治家になる。
いっぱいいるじゃないですか。
そして、お父さんがいっぱい政治資金を貯めると、それは政治資金に税金はかかりませんから、無税で相続できるんですね。
これは、私おかしいと思うんですよ。
例えば、岸田総理は2022年に7回政治資金パーティーやっています。
東京で1回パーティーをやれば3500万円儲かります。広島で1回パーティーをやれば1500万円の収入があります。
1年間で7回もパーティーをやって1億5千万円の売り上げがございました。
コストは1千万円、利益は1億4千万円、利益率は90%以上。
そのお金はいずれジュニアに相続されて行くんです。
おかしいと思いませんか?
広島1区でどんな有為な人材が出て来たって、既に1億数千万円も政治資金を相続したいわゆる岸田4世がいれば、有意な人材が勝てるわけがないじゃないですか。
政治なんて誰がやったっておんなじ、皆んながそう思っているかもしれない。
でも、この世襲政治を制限して行くところから政治を変えて行かなければならないと、私は思っています。
「親ガチャ」に外れた子供たちが泣く。
「親ガチャで当たって良かった」という政治家ばかり、それではダメなんです。 ー野田佳彦氏の演説よりー